2013-03-31

一日に○○時間練習したら上達します!

こんにちは♫

今日は久しぶりに練習三昧の一日です。(´∀`)

ところで、よく生徒さんから頂く質問に

「先生は一日何時間練習しますか?」
あるいは
「早く上達するには一日何時間練習したらいいですか?」

というものがあります。

・・・う~ん。いつも返答に困ります。はい。(´・ω・`)

なぜならば、練習に”量”が大事なことはもちろんですが、だからといってそれだけで上達するわけではないからです。

つまり”量”は「必要条件」ではあるけれども「十分条件」ではないのです。

さらに言えば、「無駄な(質の悪い)練習は上達を妨げる」ということもあります。

ミスを繰り返すということはミスすることを練習していることなのです。
つまり、上達度は必ずしも練習時間に比例しないどころか逆効果を与えることさえある。
ということです。

さて、ではどうすれば早く上達できるか?

答えは簡単です。

質の良い練習に時間を費やすこと と 質の悪い練習を一切しないこと

・・・実は考え方としてはとても簡単(シンプル)ですが、実践するのは非常に難しいことです。

ついつい、ミスをしたまま曲を通してしまい、
なぜできないんだ!!といきり立つが、余計にミスが増え、、、
「ク○!!!」(あるいは「ファッ○!!」)と叫び、、、
最後にはギターを投げつけ、、、ようとしたところで我に返り、ようやく踏みとどまる。

そんな経験ありませんか?(わたしはよくあります。(*^_^*))

そんなときは、思い切って”一旦”練習を止めましょう。

コーヒーでも飲んで、本でも読んで、(ブログでも書いて)、

リフレッシュして、もう一度ギターを持った時には、なぜそこがうまくいかないのか冷静に考え、ゆっくり練習してみましょう。

そして、先生に相談しましょう。
その時、適切な解決法を与えられるかどうか、先生の腕の見せどころです。

話が少々逸れましたが、

質の良い練習に時間を費やすこと と 質の悪い練習を一切しないこと

これを念頭に置いて冷静に練習すれば、きっと充実感は高まり、より早く上達できるでしょう。
ただし、とても辛く厳しい時間を過ごすこととなります。

一方で、ダラダラと間違った練習をすればするほど、練習時間に見合った上達は見込めなないので、「もっと練習せねば」と焦るばかりです。

ハイフェッツは、幼少時代に、父親の見守っている時にしかヴァイオリンを練習させてもらえなかったそうです。
見守る人(我々の場合は客観的に見つめる自分)がいることで、練習の質を保つことができ、それ以外の練習を全くしないことで、ついつい質の悪い練習をしてしまうことを防いだのでしょう。

そして、もう一つ大事なことは、

ギターを弾くだけが練習ではない。

ということです。

音楽を聴いたり、フレーズを歌ったり、リズムをとったり、弾くイメージをしたり・・・

ギターを持たずにできることは実は山のようにあります。

ですから、

「何時間練習したらいいですか?」

という質問には

「一日中です。」

という答えも広い意味ではひとつの正解でしょう。

もちろん、生活の上では音楽のことだけを考えるわけには行きませんが、

常に音楽を意識すること、

が大事なのかな、と思います。

最後に、いずれにしても練習は辛いものです。
(ただし「そういうものだ」と受け入れてしまえば悲壮感はなくなります。)

しかしながら、コンサートや発表会、ボランティア、友人たちとの交流など
音楽を通してしか味わえないものがあることも確かです。
本当に大袈裟ではなく生きている喜びを得ることもあります。

見栄やプライドのために、あるいは華やかさばかりをもとめて音楽をやるならば、きっと辛いばかりで長続きしません。
たとえボロボロの精神状態になる時があっても
「人生を豊かにするために音楽、練習をしているのだ」
と思えば辛い練習も頑張れるのではないでしょうか。
そして結果は、(残念ながら)知らないうちについてきます。


じゃぁ、いつやるの?

今でしょ!! ( ´ ▽ ` )ノ

それでは練習再開です・・・。

2013-03-25

香住ケ丘音楽教室第一回発表会!

昨年開校した香住ケ丘音楽教室の「第一回発表会」を3月23日にコミセンわじろで開催しました。
色々と至らない点もありましたが、出演者の皆さんと保護者の方々のお陰様で無事に終えることができました。
今回はゲストに、私が帰国以来各地で共演させて頂いているマンドリン奏者の
福屋篤さんをお招きし、演奏を披露して頂き、

さらに!なんと!!

生徒さんたちと共演していただきました。
ありがとうございます~!!
(福屋さんには進行の説明が足りずご迷惑をおかけしました。)

(昨年のクリスマス会の時はフルートのあべみどりさん、今回はマンドリンの福屋篤さん、つまり当教室は旋律楽器のゲストを必要としています!)

第一回目からきちんと会場を借りて、ゲストをお呼びして開催できたことは教室にとって大きな自信となりました。
今後更なる発展に向かって、生徒の皆さんにもご協力を頂きながら、より楽しく、より実りのある会となっていくように努めたいと思います。

香住ケ丘音楽教室の発表会は基本的に一般公開しております。
今後入会をお考えの方、お近くにお住まいの方も大歓迎です。

今回も聴きにいらっしゃった方々が散見されました。
わざわざお越し頂きありがとうございました。





出演者の皆さん、お疲れ様でした!
(写真はプライバシー保護のため小さくしてあります。)


こちらは今回ピアノの調律をお願いした
「ピアノクリニック・マエノ」の前野勝彦さんです。
前野さんには教室のピアノ調律、防音対策など
色々とご支援とご協力を頂いております。
ピアノ科講師の安田も前野さんに絶大な信頼を寄せています。
いつもありがとうございます!

余談ですが、私が教室や発表会運営の際にお手本にしているというか、常に念頭にあるのは
私とピアノ科講師の安田が数年講師を務めたフランスのとある公立音楽学校です。
(進行が即興的なのはこの影響があるのかもしれません。笑)

その学校は公立ですから、とてもきちんとした運営を行っていましたが、その一方で学長は全ての生徒を愛情を持って把握していたと思いますし、その上で各講師とそれぞれの生徒の関係を常に尊重してくれていました。
ご本人も音楽教師でしたので、それが如何に大事なことかよく分かっていらっしゃったのでしょうね。

発表会はあくまで日頃のレッスンの延長線上にある成果発表ですから、指導者と生徒の関係は当然大事だと思います。
当教室では、そういったことを大事にしながら、アットホームな雰囲気を残した上で、プレゼント、パンフレット、進行などはクール過ぎない程度に質の良いものを提供していきたいと考えております。

関係者の皆様、今後共宜しくお願い致します!

2013-03-07

長崎大学アルペヒオスにてミニ・リサイタルとレッスン

この日は長崎大学ギタークラブ”アルペヒオス”にお邪魔しまして、ミニ・リサイタルとミニレッスンを開催して頂きました!

ギター専門店フォレストヒル(私が講師を務める同名のギター教室の母体)の楽器調整に引っ掛けて行われた今日のイベントは、「若者達により楽しいギターライフを!」というフォレストヒル森岡社長の熱い想いと、それに応える学生たちによって成り立っています。どちらが欠けても実現できないことです。今後共続けられると嬉しいですね。
楽器調整中の森岡さん、浜さんと、その後ろで曲をさらう若者

アルペヒオスの皆さんと。みんな演奏もレッスンも熱心に聞いてくれました~!!


2013-03-06

春のガラ・コンサート終了!

長崎ブリックホールで開催された「春のガラコンサート」にフルートの永留結花さんの伴奏で出演いたしました。

今回私はちょい役で、練習時間も短かったので他の出演者の方々のリハーサル、本番を堪能させて頂きました。

ギターばっかりのコンサートも楽しいものですが、他の楽器との交流によってしか感じることのできない事も圧倒的に多いのです。
とにかく楽しかった~!

終演後、永留さんと。本番はいつも遊び心満載で楽しいですね!

打ち上げにてオーボエのマエストロ・古部賢一氏と。
古部さんの演奏、最高でした!
改めて音楽の楽しさを教えて頂きました。
学生時代の逸話など貴重なお話も聞くことができて感無量でした。

楽しい打ち上げ!

。。。何か違和感があると思ったら、一般の音楽業界は女性率高いですね。
ギターの世界は。。。(´・ω・`)