2013-04-02

私は魔法が使えない。

私は魔法が使えない。

そして世の中に魔法を使える人は(たぶん)いない。

ただし、トリックを駆使すれば、あたかもそこに魔法が存在するかのように見せることはできる。

ならば、我々にできることはトリックを仕込んで、“あたかも魔法がそこに存在するかのように”見せ、人々を喜ばせることだ。

「今日こそは本当の魔法が起きないかな」と期待しても、たぶんがっかりするだけ。

そんなことよりも、自分に必要な道具とノウハウを仕込むことを考えたい。

自分が持っている道具は人と違うかもしれない。見劣りすることもあるかもしれない。

トランプしか持っていないなら、美女を消すような壮大なスペクタクル・マジックをやることはできない。

だから何?

持っていないものは仕方がない。ないものねだりはストレス以外に何も生まない。

まず諦めることが第一歩。

大事なことは、今持っている道具で、できることを少しずつやっていくこと。

そして、道具を増やす努力をすること。

私は自分に音楽、芸術の才能がある(→魔法が使える)とは全く思わない。

それに期待すると、必ずがっかりする(恥をかく)ことをよく知っている。

多くの失敗を繰り返してきたから。

ただし、できることをコツコツ積み上げる事で、確実にステップ・アップができること、それを喜んでくれる人たちがいてくれることも知っている。

私の人生、それでいいじゃないか。

だって魔法が使えないんだから。

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